>>>> <1999Jul016744akhd.kose(a)wizard.tamra.co.jp> にて
>>>> “小関”= 小関 吉則 (KOSEKI Yoshinori) <kose(a)wizard.tamra.co.jp>
さま曰く:
守岡> なお、Emacs/MULE では昔は
小関> ~~~~
小関> Mule と MULE は使い分けているのでしょうか?
前述の message では使い分けていませんでした。
小関> o MULE は "MULtilingual Enhancement to GNU Emacs"の意。
小関> o Mule は MULE を実装した emacsen を差す。
;; 他にも、m17n.org にある machine の名前とか、某所にある lab の名前とか、
;; 多言語処理研究プロジェクトの名前? とか、身売りじゃないよとかいろいろ
;; あって紛らわしいんですが…(^_^;;;
;;; 最近の用法の頻度では、machine の名前が一番高いような気がする。
小関> Mule の使用例 --- flim/README.ja より
小関> > Emacs か Mule を使っているなら、FLIM のディレクトリーを
小関> > load-path に追加してください。初期設定のまま導入したなら、次の
小関> > ように subdirs.el を書くことができます。例:
小関> でもこの引用した3行上では
小関> > load-path (Emacs と MULE 用)
小関> と書かれているんだな、これが。
emu_ja.ol という昔書いた文書では
mule: 全ての多言語版 EMACS を指します。
MULE: Mule 1.* および Mule 2.* を指します。
みたいに区別していたみたいですが(Mule は mule の文頭形)、『正しい』用
法と適合していないみたいなのでこの区別は消えました。
小関>
http://www.etl.go.jp/~mule/MulePage.html
小関> を見ると Mule で統一しているようなんだけど。
emacs の ChangeLog に
1999-05-13 Ken'ichi Handa <handa(a)gnu.org>
* international/mule-cmds.el: Change MULE to Mule in docstrings
and menus.
という用法があり、もしかすると最近 Mule に統一することに決まったのかも知
れません。
;; 但し、ここでの "Mule" の用法は多言語機能を指していると思います。
;; また、今年の春に書かれた某文書では MULE (MULtilingual enhancement
;; of GNU Emacsen) だったような。
でも、Emacs 20.3.11 には
(defconst mule-version "4.0 (HANANOEN)" "\
Version number and name of this version of MULE (multilingual environment).")
(defconst mule-version-date "1998.7.1" "\
Distribution date of this version of MULE (multilingual environment).")
とかもあってなかなか油断できません。
;; もしかすると、MULE (MULtilingual Environment) なのかも知れなかったり
;; して。
まあ、一度聞いてみます(でも、過去に聞いた経験からすると、多分、統一見解
や厳密な定義はないと思う(^_^;)。
;; もう半田さんの頭の中では Mule 2.3 は 19.34 base になっていたりするみ
;; たいなので、なかなか油断できなかったりします。(^_^;
小関> ;; すみません。細かくて。でも気になると夜も眠れなくなるので
小関> ;; 聞いてしまいます。
なんとなく余計混乱させてしまったような気がしますが。(^_^;;;
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===『幾千億の分子に分かれても ========================================
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この宇宙が終るまで』 守岡 知彦 (MORIOKA Tomohiko)
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