sparc-sun-solaris2.6 で XEmacs 21.2.33 を作ろうとすると途中でコケる、
というリポートが xemacs-beta に出ています。
>>>> In
<200007101759.TAA01824(a)ipanema.coling.uni-freiburg.de>
>>>> Holger Schauer <schauer(a)coling.uni-freiburg.de> wrote:
[...]
Dumping under the name xemacs
unexec():
dldump(/home/schauer/misc/src/packages/xemacs/xemacs-21.2.33/src/xemacs):
ld.so.1: ./temacs: fatal:
/home/schauer/misc/src/packages/xemacs/xemacs-21.2.33/src/xemacs:
unknown dynamic entry: 1879048176
make[1]: *** [xemacs] Error 1
しかしこの時点で xemacs はちゃんとできている、というものです。
実はぼくも同じ sparc-sun-solaris2.6 で最近あることを行なった結果、CVS
の先端にある 21.2 でも *まったく* 同じ症状が起きるようになってしまった
のですが、再度 make を行なえば完璧な XEmacs を install することができ
ます。また、FSF Emacsen や XEmacs 21.1 ではこのような問題は起きません。
その「あること」とは、Solaris 2.6 固有の /usr/lib/ や /usr/include/ に
置いていた、/usr/local/lib/lib*.so とか /usr/local/X116.4/* などへの
symbolic link を片っ端から削除する、というものでした。
例えば以前は
# cd /usr/lib
# ln -s /usr/local/X11R6.4/lib/X11
といった方法で作った symbolic link をたくさん、網の目のように張りめぐ
らしていたのですが、現在はどうしても残さざるを得なかったもの以外は存在
していません。また、これに伴っていくつかの library や executable を作
り直しもしました。
マシンが新品同様になってすっきりしたのも束の間、このていたらくです。
その後いろいろ試しているのですが、まだ元に戻す切り札は見つかっていませ
ん。
以上のようなことは xemacs-beta で発言すべきなのでしょうが、せいぜい
"Me too :-<" と書くくらいが関の山なので、あえてこちらで恥をさらさせて
いただきました。(^^;;)
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Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)jpl.org>