;; 村田さんのメール "egg-its menu patch" が到着したことを biff が知ら
;; せてくれた直後に地元の MAILHOST が落ちてしまいまして、内容を拝見で
;; きていません。(;_;)
;; 行き違いになってしまって誠に残念なのですが、ぼくからの今日の報告を
;; お送りしてしまいます。明日かならず突き合わせを行なうことを約束して、
;; 今日のところはこれにて失礼いたします。
ぼくなりに egg-its package を minibufferless frame で使えるように改造
した結果を以下の場所に置きました。
ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-1.17-199906281237.patch.gz
CVS で取得した source からの差分です。
ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-1.17-pkg-199906281242.tar.gz
変更したファイルだけを recompile したもので以下のものを含みます。
lisp/egg-its/ChangeLog
lisp/egg-its/egg-sj3-client.el
lisp/egg-its/egg-sj3-client.elc
lisp/egg-its/egg-sj3.el
lisp/egg-its/egg-sj3.elc
lisp/egg-its/egg-wnn.el
lisp/egg-its/egg-wnn.elc
lisp/egg-its/egg.el
lisp/egg-its/egg.elc
minibufferless frame をお使いかどうかに関わらず、試用してみていただけ
ると幸いです。また、おかしなところがありましたらぜひご指摘下さい。
今回から山田武士さん <yamada(a)cslab.kecl.ntt.co.jp> から提供していただ
いた新しい menu 機構を盛り込みました。新しいと言っても実は 3 年半ほど
前に山本光晴さん <mituharu(a)is.s.u-tokyo.ac.jp> が mule-jp に寄稿された
menu.el を元にして Emacs 20.3.11 用の egg.el に盛り込んだものを、さら
に XEmacs 用に小変更を行なったものです。Mule 2.3 をお使いの方はたいて
い site-lisp に持っていらっしゃるのではないでしょうか。
今日になって明らかになった問題は次の 2 点です。
・`bury-buffer' を行なうと frame の focus は狂わないが、minibuffer で
の入力が終わった後に、最初のバッファに戻らなくなります。
これは egg.el の関数 `notify-internal' の中で `bury-buffer' を
`save-window-excursion' で囲うことで対策しています。
・egg-sj3-client.el の関数 `sj3-get-result' が frame focus を壊します。
ここでは `accept-process-output' が使われる間 `focus-follows-mouse'
を t に束縛して対策しています。
すでにお気付きになったかと思いますが...、
そうなんです。これらの対策はイマイチ根拠が薄弱で、対症療法以外の何者で
もありません。:-p
でも、これらが XEmacs 固有の問題に根差しているものならば、そういうもの
をあぶり出すきっかけになるだけでも良いのではないかと思っています。
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Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)ga.sony.co.jp>