つむら です。本題じゃなくて申し訳ないですが...。 In the message "minibufferless frame" <28n1xpkcyd.fsf(a)kchisa.ga.sony.co.jp&gt; 山岡さん wrote: 私は minibuf-frame-height を 1 に setq して (make-detached-minibuf) を使ってますが, ちゃんと 1 の frame ができます。 ;; 「もちろんそんなことは知ってる」という場合はゴメンなさい。 detached-minibuf の環境でも, 2 の例では focus しませんでした。 それだけでなく, 普段から minibuffer への入力の timing によっても focus が外れることが度々あります。 -- 津邑＠京大情報学 The cookie has a scrap of paper inside. It reads... ``There is more magic in this cave than meets the eye.''

上野です。 面白そうなので私も試してみました(^^;; ;;; Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)ga.sony.co.jp&gt; writes: | これだけ .emacs に書けば minibuffer-frame と minibufferless-frame のセッ | トができました。でも minibuf-frame-height は 1 なんですが、実物はやは | り 2 になるので、compile か使用条件によっては何か問題があるのかもしれ | ません。 もしかすると、最初に山岡さんが挙げられた式の default-frame-parameter で horizontal-scrollbar-visible-p を nil にすると 1行に見えるように なりませんか？ (^^;; 津邑さん> detached-minibuf の環境でも, 2 の例では focus しませんでした。 津邑さん> それだけでなく, 普段から minibuffer への入力の timing によっ 津邑さん> てもfocus が外れることが度々あります。 | やはりそうですか。実はこの問題をもっと具体的に書きますと、gnus で送信 | する message バッファを別 frame で popup させる使い方の場合に、mu-cite | が返信用の citation を | Citation name? 津邑さん_ | と聞いてくる場面で、いつもつんのめってしまうのです。 こちらでも同様の状態 (message-use-multi-frames t) で mu-cite を利用してい ますが、今のところは上手く focus されているようです。 # 2. の read-string の例も同様に OK のようです。 -- Daiki Ueno (ueno(a)ueda.info.waseda.ac.jp)

村田> これでもいいですし，山田さんが流された menu のパッチ 村田> (XEmacs でも使えるように修正したもの)を使っても大丈夫です。 では，送ります。オリジナル(+egg-its.patch-new) からのパッチです。 XEmacs 用に変更した点は menu:goto-nth-element でのキーの取得処理とあと一 つあったのですが，忘れてしまいました…(^^;;; -- 村田 全寛 / MURATA Masahiro

昨晩はたいへん失礼いたしました。 山岡> なるほど、せっかくですから XEmacs でもこれを使うようにしてしまい 山岡> ましょう。 村田さん> では，送ります。オリジナル(+egg-its.patch-new) からのパッチ 村田さん> です。XEmacs 用に変更した点は menu:goto-nth-element でのキー 村田さん> の取得処理とあと一つあったのですが，忘れてしまいました…(^^;;; どうもありがとうございます。 しかしこれ、patch 2.5 では完璧に弾かれますね。村田さんが作られたパッチ は一見正常なのですが、こういったかなり広い領域を全とっかえするようなも のでは起こることなんでしょうか。今度自分でパッチを作るときは、ちゃんと 当たることを確認しようと肝に命じました。(^^;;) では、手作業でパッチした村田さんの版 (-) とぼくの版 (+) との menu 機構 に関する照合結果を報告いたします。 ＠＠ -366,4 +376,4 ＠＠ +;;(define-key minibuffer-local-menu-map [switch-frame] nil) +;;(define-key minibuffer-local-menu-map [delete-frame] nil) +;;(define-key minibuffer-local-menu-map [iconify-frame] nil) +;;(define-key minibuffer-local-menu-map [make-frame-visible] nil) このような menu は XEmacs では無いようなので、ぼくの版では削除しました。 ＠＠ -371,6 +387,4 ＠＠ -(define-key minibuffer-local-menu-map [t] 'undefined) -(let ((meta-map (make-sparse-keymap))) - (define-key minibuffer-local-menu-map - (char-to-string meta-prefix-char) meta-map) - (define-key minibuffer-local-menu-map [escape] meta-map)) -(define-key minibuffer-local-menu-map (vector meta-prefix-char t) 'undefined) +(define-key minibuffer-local-menu-map + (char-to-string meta-prefix-char) 'ignore) +(define-key minibuffer-local-menu-map [escape] 'ignore) +(define-key minibuffer-local-menu-map "\C-x" 'ignore) menu で一度でも ESC キーをタイプしてしまうと C-g 以外ではウンともスン とも言わなくなってしまうので、このようにしてあります。 ＠＠ -571,1 +585,1 ＠＠ -(if (eq (car menu:*select-positions*) nil) +(if (string= (car menu:*select-positions*) "nil") 何じゃこれは。理解不能 (^^;;)。山本光晴さんの版でも + のようになってい ますが、この部分にはぜったい来ないはずなので削除してしまいませんか? ＠＠ -583,3 +601,1 ＠＠ -(defun menu:minibuffer-setup () - (if (eq minibuffer-history-variable 'menu:*select-positions*) - (menu:goto-selection))) +(defalias 'menu:minibuffer-setup 'menu:goto-selection) ううむ、村田さん (-) に脱帽です。ぼくはこのような条件判断は不要だと思っ たのですが、やはり必要なんでしょうか? ＠＠ -642,14 +658,15 ＠＠ -(defun menu:goto-nth-element () - (interactive) - (let* ((ch (event-key last-command-event)) - (elem-no-max (1- (menu:selection-element-length)))) - (cond - ((and (characterp ch) (<= ?0 ch) (<= ch ?9) - (<= ch (+ ?0 elem-no-max))) - (menu:goto-element (- ch ?0))) - ((and (characterp ch) (<= ?a ch) (<= ch ?z) - (<= (+ 10 ch) (+ ?a elem-no-max))) - (menu:goto-element (+ 10 (- ch ?a)))) - ((and (characterp ch) (<= ?A ch) (<= ch ?Z) - (<= (+ 10 ch) (+ ?A elem-no-max))) - (menu:goto-element (+ 10 (- ch ?A))))))) +(defun menu:goto-nth-element () + (interactive) + (let ((ch (events-to-keys (this-command-keys))) + (elem-no-max (1- (menu:selection-element-length)))) + (setq ch (aref ch (1- (length ch)))) + (cond + ((and (<= ?0 ch) (<= ch ?9) + (<= ch (+ ?0 elem-no-max))) + (menu:goto-element (- ch ?0))) + ((and (<= ?a ch) (<= ch ?z) + (<= (+ 10 ch) (+ ?a elem-no-max))) + (menu:goto-element (+ 10 (- ch ?a)))) + ((and (<= ?A ch) (<= ch ?Z) + (<= (+ 10 ch) (+ ?A elem-no-max))) + (menu:goto-element (+ 10 (- ch ?A))))))) ここでは mouse event は入って来ないようなのでどっちでも構わないような 気がしますが、旧版の焼き直しであるぼくのもの (+) よりは村田さん (-) の 方がすっきりしていますね。次に改造するときは村田さん方式にしようと思い ます。 上記以外にぼくの版では次のような変更を行なっています。 ・character かどうかを `numberp' で検査している部分が多数あったので、 `characterp' を使うようにしました。 ・obsolete な関数 `char-octet' の代わりに `split-char' を使うようにし ました。 -- Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)ga.sony.co.jp&gt;

村田です んー，あのパッチでは確かに1行でも異なっていると全部弾かれますからね。私 の環境でももはやどれがオリジナルやら解らない状態です(^^;;ので，たぶん元の ファイルには既に手を入れていたんでしょう，すいません。 いや，special-symbol-input などでサブメニューを選択すると (menu:select-submenu)ここを通ることがあります。私が修正した部分は実際にエ ラーが起こったところしか直してないはずですので。もっとも， (car menu:*select-positions*) が nil になる条件がいまだに解りませんが。 ただ，残すとすれば (eq (car menu:*select-positions*) nil) は (not (car menu:*select-positions*)) の方がいいですね。 いらない気がします(^^; 元の意図が不明なのでとりあえず代替策をしたまでで すから。 なるほど。XEmacs はあまり使っていないのでまだまだ知らない事が多くありま す。 ;; FSF Emacs だってそうだとも言える…(^^; 個人的には egg-read-event は怪しいと思っているのですが(shift+[key] とか， alt+[key]とかが拾えない?)，代わりのコードを書けるほどの知識がないので放っ てあります。 -- 村田 全寛 / MURATA Masahiro

村田> 個人的には egg-read-event は怪しいと思っているのですが 村田> (shift+[key] とか，alt+[key]とかが拾えない?)，代わりのコード 村田> を書けるほどの知識がないので放ってあります。 ;; 言葉足らずでした。 それもありますし，旧 menu:select-from-menu では，間違って alt+[key] など (再現できていないので何が原因か解りませんでした)を押すと，ときおり (beep) がなり続けて(無限ループ状態になる)制御できなることがありました。 ただ，例によって私の環境の特殊性(!?)もあるかも知れませんし，新 menu では 使われなくなったので，真面目に対処しなくてもいいかな，と思っています。 -- 村田 全寛 / MURATA Masahiro

新しい menu 機構を使う場合に、いくつかのキーで minibuffer に文字を insert できてしまうので、それらを `ignore' に bind するなどしてみまし た。 ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-1.17-199906302245.patch.gz ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-1.17-pkg-199906302245.tar.gz ;; こういうのって、いじり出すときりが無い。(^^;;) -- Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)ga.sony.co.jp&gt;

[...] 山岡> と言うのは keymap を copy するときに 山岡> (let ((default-binding (keymap-default-binding KEYMAP)) 山岡> (new-keymap (copy-keymap KEYMAP))) 山岡> (set-keymap-default-binding new-keymap default-binding) 山岡> (use-local-map new-keymap)) 山岡> とでもするように XEmacs の方を改造すべきだと思うからです。 その後 Elips ML で守岡さんからいろいろお話しをうかがって、これは src/keymap.c で定義されている built-in 関数 `copy-keymap' を改造して、 コピーされた keymap に元の default binding を継承させる必要があること に気が付きました。実際 FSF Emacsen ではそうなっています。 はて C はぜんぜんわからないからどうしたものかなあ、と思っているうちに 以前に xemacs-patches に送ったパッチが egg-its に当てられたと Steve さ んから連絡が来て、とうとう観念した次第です。(^^;;) いちおう elisp 的にはこういうこと↓ができるようになったのですが、 (let ((keymap (make-sparse-keymap))) (set-keymap-default-binding keymap 'ignore) (keymap-default-binding (copy-keymap keymap) )) => ignore src/keymap.c の以下の改造が正しいかどうか、どなたか添削していただけな いでしょうか? DEFUN ("copy-keymap", Fcopy_keymap, 1, 1, 0, /* Return a copy of the keymap KEYMAP. The copy starts out with the same definitions of KEYMAP, but changing either the copy or KEYMAP does not affect the other. Any key definitions that are subkeymaps are recursively copied. */ (keymap)) { /* This function can GC */ int command; keymap = get_keymap (keymap, 1, 1); command = XKEYMAP (keymap)->default_binding; keymap = copy_keymap (keymap); XKEYMAP (keymap)->default_binding = command; return keymap; } ;; 守岡さんからは egg.el の menu:select-from-menu を作り直すという命題 ;; もいただいているのですが、これは別途 minibuffer-menu.el のようなも ;; のにまとめることにして、Egg からはそろそろ足を洗いたいと思っていま ;; す。 -- Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)jpl.org&gt;

こんにちは山岡です。 別の ML にも振るため、順序を入れ替えさせていただきました。 福居さん> 二つ目は質問ですが、henkan-quit の動作が以前と変ってます。こ 福居さん> れはなぜでしょうか。 福居さん> 私は boiled-egg.el を xemacs で動くようにちょっとだけ書き換 福居さん> えて使っています。 むむ、これは困った。(^^;;) ぼくは boiled-egg.el を使ったことがないので、 福居さんの記事を全文引用して emcws-bugs に振らせていただくとともに、自 分でも検討してみます。 emcws-bugs のみなさま、良いお知恵がありましたらフォローをお願いします。 福居さん> この boiled-egg の内部で henkan-quit を呼んでいて、 福居さん> henkan-quit の動作が変ってしまったため、 boiled-egg が正しく 福居さん> 動作しなくなってしまいました;-( (defun rK-cancel-trans() "cancel KANJI transformation (KANJI -> roman(hankaku) or hiragana/ktakana)." (interactive) (henkan-quit) (if (not (eq be-trans-mode 'K)) nil (fence-cancel-input) (insert be-trans-src) (setq be-trans-mode 'x) (setq disable-undo nil))) 福居さん> boiled-egg.el では、このように henkan-quit を呼び出した後に、 福居さん> fence-cancel-input を呼ぶような使い方をしています。 福居さん> henkan-quit が egg:*region-start* と egg:*region-end* を 福居さん> nil にするようになったので、それを期待していない 福居さん> fence-cancel-input がエラーになってしまいます。 福居さん> boiled-egg 側で fence-cancel-input を呼び出さないようにして、 福居さん> 何とか egg-wnn.el の変更なしに解決しようとしてみましたが、今 福居さん> 度は Mule2.3 based emacs-19.34 で動かしたとき、Mule2.3 側の 福居さん> egg-wnn.el と boiled-egg.el が合わなくなりうまくいきません。 福居さん> ;; たぶん、egg-its を patch を当てる前に戻しても同様に動かなく 福居さん> ;; なってしまうと思います。 山岡> ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-1.17-199907011017.patch.gz 山岡> ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-1.17-pkg-199907011017.tar.gz 福居さん> 早速、 この patch を使ってみました。 福居さん> 使ってみて気になったことが 2点ほどあったのでお知らせします。 お知らせ下さいましてどうもありがとうございます。 早速、日頃使っている SJ3 から Wnn6 に切り替えてみました。 福居さん> 気になったことの一つ目は、変換しているときに undo が効いてし 福居さん> まうことです。 福居さん> egg-wnn で変換し確定させる前に C-/ を押すと undo が効き、調 福居さん> 子に乗ってフェンスがなくなるまで undo してしまうと、eggの変 福居さん> 換モードから抜けようしてもエラーにが発生して抜けられず、 福居さん> xemacs で何もできなくなってしまいます。 ぼくの環境でも再現できました。 原因は egg-wnn.el で henkan-mode-map の default binding を FSF Emacsen の流儀で設定していて XEmacs では効かないため、未定義なキーのコマンドを global-map から持ってきてしまっていました。 (where-is-internal 'undo henkan-mode-map) => ([undo] [(control /)]) ぼくはめったに Wnn を使わないので気が付きませんでしたが、この問題はか なり以前からあったのではないですか? とりあえずこれを直したものを ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-1.17-199907090010.patch.gz ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-1.17-pkg-199907090010.tar.gz として置いておきました。 なおこの版では昨日 xemacs-patches に送った src/keymap.c に当てるパッチ を使わないと special-symbol-input などで使う minibuffer menu において 候補選択用以外のキーを押すと minibuffer に文字が挿入されてしまうので、 パッチを当てていない XEmacs で使う場合は注意して下さい。 このパッチは ftp://ftp.jpl.org/.secret/xemacs-21.2/ にも置いてあります。 -- Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)jpl.org&gt;

たぶん村田さんでないとわからないことが 2 点あります。 お忙しいところ誠に恐縮ですが、お答えをお願いできますでしょうか? 福居さん> boiled-egg.el では、このように henkan-quit を呼び出した後に、 福居さん> fence-cancel-input を呼ぶような使い方をしています。 福居さん> henkan-quit が egg:*region-start* と egg:*region-end* を 福居さん> nil にするようになったので、それを期待していない 福居さん> fence-cancel-input がエラーになってしまいます。 1. henkan-quit() が呼ばれたときに egg:*in-fence-mode* が nil になって いるのはどういう場合なんでしょうか? 福居さんがお使いの boiled-egg ではまさにそういう状態でエラーが起き ているようなのですが、egg.el と egg-wnn.el を普通に使っている場合に は、そうなる要因が見当たりません。 2. henkan-quit() で egg:*in-fence-mode* が nil だった場合に egg:*region-start* と egg:*region-end* を nil にする必要はあるので しょうか? 2. の答えが「必要無い」ならば、egg-wnn.el と egg-sj3.el の該当個所を削 除しましょう。逆に「必要だ」というお答えならば、福居さんに以下のような 対処をしていただきたいと存じます。 (defun rK-cancel-trans() "cancel KANJI transformation (KANJI -> roman(hankaku) or hiragana/ktakana)." (interactive) (let ((start (copy-marker egg:*region-start*)) (end (copy-marker egg:*region-end*))) (henkan-quit) (setq egg:*region-start* start egg:*region-end* end)) (if (not (eq be-trans-mode 'K)) nil (fence-cancel-input) (insert be-trans-src) (setq be-trans-mode 'x) (setq disable-undo nil))) それから、現在 Emacs 20.3.11 でたまご３などを使うためのパッチが以下の 場所にありますが、 ftp.ki.nu:/pub/20.3.11+c+w+s-not-documented/20.3.11+c+w+s-19990701.gz これを boiled-egg と併用するならば、やはりどちらかで対策する必要があり ます。このまま行けば Emacs 20.4 でも、です。 -- Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)jpl.org&gt;

村田さんフォローありがとうございます。 山岡> 1. henkan-quit() が呼ばれたときに egg:*in-fence-mode* が nil に 山岡> なっているのはどういう場合なんでしょうか? 村田さん> henkan-region のあと，henkan-quit した場合です。 山岡> 2. henkan-quit() で egg:*in-fence-mode* が nil だった場合に 山岡> egg:*region-start* と egg:*region-end* を nil にする必要はあ 山岡> るのでしょうか? 村田さん> 上記の後，もう一度 henkan-region すると，エラーになってその 村田さん> 後のキー入力がいっさいできなくなるので必要です。 なるほど、良くわかりました。実際にやってみて *scratch* バッファを一つ 潰しました。(^^;;) してみると (let ((start (copy-marker egg:*region-start*)) (end (copy-marker egg:*region-end*))) (henkan-quit) (setq egg:*region-start* start egg:*region-end* end)) この方法で egg:*region-start* と egg:*region-end* の値を復活させた場合 は、boiled-egg でも問題が起きる、と言うかこういう対策が不要だった従来 の egg-wnn と併用する場合でも、問題が起きるのではないでしょうか? 福居さん、確認してみていただけませんか? ちなみにぼくはこんなふうにしました。 ・適当なバッファにひらがなを書いて、 ・領域指定してから M-x henkan-region ・確定させずに C-g など (henkan-quit) で抜けて、 ・再びひらがなを書いて M-x henkan-region もしこれで問題があるようなら、 (defun rK-cancel-trans() "cancel KANJI transformation (KANJI -> roman(hankaku) or hiragana/ktakana)." (interactive) (let ((start (copy-marker egg:*region-start*)) (end (copy-marker egg:*region-end*))) (henkan-quit) (if (not (eq be-trans-mode 'K)) nil (delete-region start end) (fence-exit-internal) (insert be-trans-src) (setq be-trans-mode 'x) (setq disable-undo nil)))) とでもした方が良いように思います。 ;; それにしても boiled-egg はすごいことをやっているんですね。:-p 村田さん> しかし，このエラーが回避できるなら他の方法でもよいと思います。 うう〜む、ぼくはもう降りたいです。(^^;;) -- Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)jpl.org&gt;

福居です。 In <yosuhfneotfz.fsf(a)jpl.org&gt; Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)jpl.org&gt; wrote: 山岡さん> >>>>> In <yosuiu7uxuba.fsf(a)jpl.org&gt; 山岡さん> >>>>> Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)jpl.org&gt; wrote: 山岡さん> (let ((start (copy-marker egg:*region-start*)) 山岡さん> (end (copy-marker egg:*region-end*))) 山岡さん> (henkan-quit) 山岡さん> (setq egg:*region-start* start 山岡さん> egg:*region-end* end)) 山岡さん> この方法で egg:*region-start* と egg:*region-end* の値を復活させた場合 山岡さん> は、boiled-egg でも問題が起きる、と言うかこういう対策が不要だった従来 山岡さん> の egg-wnn と併用する場合でも、問題が起きるのではないでしょうか? 山岡さん> 福居さん、確認してみていただけませんか? まず、 (set-marker-insertion-type end t) が必要だと思ったので、 それを (henkan-quit) の前に挿入して試してみました。 ;; copy-marker は (marker-insertion-type) の返す情報はコピーして ;; くれないようです。 egg-its-1.17-199907090120.patch を当てる前、後ともにうまく動きま せんでした。 (fence-cancel-input) が egg:*region-start* と egg:*region-end* の 領域の外側に フェンス('|')があることを仮定しているけど、前者は 領域の内側にフェンスがあり、後者はそもそもフェンスを残さないので、 (fence-cancel-input) が領域外側の文字を一文字ずつ食べてしまって、 表示がおかしくなってしまいます。 山岡さん> もしこれで問題があるようなら、 山岡さん> (defun rK-cancel-trans() 山岡さん> "cancel KANJI transformation (KANJI -> roman(hankaku) or hiragana/ktakana)." 山岡さん> (interactive) 山岡さん> (let ((start (copy-marker egg:*region-start*)) 山岡さん> (end (copy-marker egg:*region-end*))) 山岡さん> (henkan-quit) 山岡さん> (if (not (eq be-trans-mode 'K)) nil 山岡さん> (delete-region start end) 山岡さん> (fence-exit-internal) 山岡さん> (insert be-trans-src) 山岡さん> (setq be-trans-mode 'x) 山岡さん> (setq disable-undo nil)))) 山岡さん> とでもした方が良いように思います。 こちらも試してみました。 (fence-exit-internal) の中で、egg:*region-start* と egg:*region-end* を参照しているようなのでうまく動きませんでした。 結局、こんな風にして回避することにしました。 (defun rK-cancel-trans() "cancel KANJI transformation (KANJI -> roman(hankaku) or hiragana/ktakana)." (interactive) (let ((start (copy-marker egg:*region-start*)) (end (copy-marker egg:*region-end*))) (set-marker-insertion-type end t) (henkan-quit) (if (not (eq be-trans-mode 'K)) nil (if (and (marker-position egg:*region-start*) (marker-position egg:*region-end*)) (fence-cancel-input) ; when traditional egg-wnn.el (delete-region start end)) ; when egg-its-1.17-199907090120.patch (insert be-trans-src) (setq be-trans-mode 'x) (setq disable-undo nil)))) patch があたったものかどうか判定するという、 とても対処療法的な解決法です:-) たぶん、これでうまくいったと思います。 これらの対処をした boiled-egg の patch を以下の場所に置きました。 http://www.page.sannet.ne.jp/hfukui/emacs/boiled-egg-patch.html minor mode 化したり、SKK みたいに mode で cursor の色を変えたりも しています。興味があったら使ってください。 山岡さん> ;; それにしても boiled-egg はすごいことをやっているんですね。:-p それはやっぱり、すごいことをしているからだと思います:-) 私もだんだん気付いてきました。 henkan-quit で、 昔の egg-wnn.el は、henkan-mode からは fence-mode を通さないと元の状態に戻れなかったのを、 むりやり henkan-region で入った henkan-mode から元の状態に 戻ろうというすごいことをしていたからですね。 今回のパッチで、fence-mode を経由して henkan-mode に入ったか、 それとも直接 henkan-mode に入ったのかを henkan-quit が自動判別 して元の状態に戻すようになりました。 そこで、henkan-quit を呼び出したときに fence-mode になることを期待して いた boiled-egg が困ってしまって、今回の問題が起きたのですね。 村田さん> しかし，このエラーが回避できるなら他の方法でもよいと思います。 山岡さん> うう〜む、ぼくはもう降りたいです。(^^;;) 私は boiled-egg が何とか動くようになったので、これで満足しています。 どうも、いろいろとして頂いてありがとうございました。 -- 福居宏和 (Hirokazu FUKUI) E-mail: fukui(a)atesoft.advantest.co.jp, hfukui(a)sannet.ne.jp

福居さん、いろいろご面倒をおかけしてすみませんでした。 村田さん、貴重なパッチをありがとうございます。 藤原さん、emcws のパッチも作り直しましたので ftp.ki.nu への転送をお願 いいたします。 ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-199907112354.patch.gz cvs.xemacs.org にある最新の source からの差分です。 ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-pkg-199907112354.tar.gz egg-its-1.17-pkg から変更したものだけを収めた package です。 ftp://ftp.jpl.org/pub/misc/20.3.11+c+w+s-19990712.gz Emacs 20.3.11 でたまご３とかんなを使うためのパッチの最新版です。 (Primary site は ftp.ki.nu です) MD5(egg-its-199907112354.patch.gz)= 11ae0526948b67537b72d6efaad351a0 MD5(egg-its-pkg-199907112354.tar.gz)= 347d09cecd0fab26e1e9c11331c5b177 MD5(20.3.11+c+w+s-19990712.gz)= de0ddd27a9e9a1d2ba4420a4bb49f3f2 XEmacs の方は頃合を見て (src/keymap.c の修正を待って) xemacs-pacthes へ出そうと思います。 -- Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)jpl.org&gt;

ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-199907120117.patch.gz cvs.xemacs.org にある最新の source からの差分です。 ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-pkg-199907120117.tar.gz egg-its-1.17-pkg から変更したものだけを収めた package です。 ftp://ftp.jpl.org/pub/misc/20.3.11+c+w+s-19990712.gz Emacs 20.3.11 でたまご３とかんなを使うためのパッチの最新版です。 (Primary site は ftp.ki.nu です) MD5(egg-its-199907120117.patch.gz)= dbb1fac007c287c9aeb4c7a46bb0fc9b MD5(egg-its-pkg-199907120117.tar.gz)= 8bbff86fe5596ea4771eb3d4809c4c9e MD5(20.3.11+c+w+s-19990712.gz)= d0d986734d1acb5f399776f765eeff5f 以上、改めて置き直しました。 -- Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)jpl.org&gt;

ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-199907121203.patch.gz ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-pkg-199907121203.tar.gz たびたび々々済みません。(^^;;) TTY で使う場合に kp-0 や ↑, ↓ などのキーが効かない問題に対処しました。 例えば kp-0 は "\eOp" などのコードになりますが、default binding を ignore にしておくと受け付けてくれず、undefined ならば正しく kp-0 の event として認識するようです。理由はよくわかりません。 -- Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)jpl.org&gt;