山岡> ;; height = 1 を指定しているのに XEmacs だけは 2 の frame ができ 山岡> ;; るという問題もあります。 津邑さん> 私は minibuf-frame-height を 1 に setq して 津邑さん> (make-detached-minibuf)を使ってますが, ちゃんと 1 の frame 津邑さん> ができます。 津邑さん> ;; 「もちろんそんなことは知ってる」という場合はゴメンなさい。 いえ、知りませんでした。edit-utils/detached-minibuf.el というのがある んですね。auto-autoload になっていないから、こりゃ気がつかないわけだ。 (require 'detached-minibuf) (make-detached-minibuf) (add-hook 'window-setup-hook 'toggle-minibuf) これだけ .emacs に書けば minibuffer-frame と minibufferless-frame のセッ トができました。でも minibuf-frame-height は 1 なんですが、実物はやは り 2 になるので、compile か使用条件によっては何か問題があるのかもしれ ません。 津邑さん> detached-minibuf の環境でも, 2 の例では focus しませんでした。 津邑さん> それだけでなく, 普段から minibuffer への入力の timing によっ 津邑さん> てもfocus が外れることが度々あります。 やはりそうですか。実はこの問題をもっと具体的に書きますと、gnus で送信 する message バッファを別 frame で popup させる使い方の場合に、mu-cite が返信用の citation を Citation name? 津邑さん_ と聞いてくる場面で、いつもつんのめってしまうのです。 さらに一般的に、set-buffer や select-window と同時期に文字入力を行なう プログラムでは、入力する前後で current-buffer が切り替わってしまうこと がありまして、そういう問題を解決するための糸口として、手近なところから 検討を始めたのですが、早くも入り口でつまづいてしまっています。(^^;;) 最初に「お知恵拝借」と書いたのは何でも良いからヒントが得られればと思っ たからだったのですが、早くも貴重な情報を下さってありがとうございました。 -- Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)ga.sony.co.jp&gt;

上野さん> もしかすると、最初に山岡さんが挙げられた式の 上野さん> default-frame-parameter で horizontal-scrollbar-visible-p を 上野さん> nil にすると 1行に見えるようになりませんか？ (^^;; 1行になりました! (＠o＠) もう一行分余計に見えていたのは horizontal-scrollbar の用地だったのです ね。truncate-lines をしっかり nil にしておけば良いかとも思ったのですが、 これは効かないみたいです。 上野さん> こちらでも同様の状態 (message-use-multi-frames t) で 上野さん> mu-cite を利用していますが、今のところは上手く focus されて 上野さん> いるようです。 上野さん> # 2. の read-string の例も同様に OK のようです。 これも (＠o＠) ですねえ。ううむむ...。 山岡> 1. toroku-region で品詞や活用を minibuffer (*) で選択した後で、 山岡> 元の frame に戻れない。 山岡> 2. Wnn の edit-dict-item または SJ3 の edit-dict で複数の登録語 山岡> を delete するときに、2 個目以降で minibuffer に focus しない 山岡> ため "いいですか？(yes/no) " の問いに答えられない。 山岡> 1. については村田さんの save-selected-window を使う案で解決済み 山岡> です。 村田さん> これでもいいですし，山田さんが流された menu のパッチ 村田さん> (XEmacs でも使えるように修正したもの)を使っても大丈夫です。 なるほど、せっかくですから XEmacs でもこれを使うようにしてしまいましょ う。 山岡> 2. の方はさんざん試行錯誤を行なった結果、曲がりなりにも 山岡> minibuffer に focus させることができるようになりました。わかった 山岡> ことは、minibuffer で入力する前に bury-buffer, sleep-for または 山岡> sit-for などの特定の関数を使うと問題の現象が現れる... 村田さん> これをヒントに調べてみましたが，どうやら event-stream.c: 村田さん> (next_event_internal) での 村田さん> if (!focus_follows_mouse) 村田さん> investigate_frame_change (); 村田さん> (focus_follows_mouse のデフォルトは nil) 村田さん> がポイントではないかと思います。少なくとも sleep-for と 村田さん> sit-for ではこの investigate_frame_change が呼ばれるかどうか 村田さん> で focus が変わるようです(私の環境では bury-buffer の実行有 村田さん> 無は関係なかったです)。 調べて下さってありがとうございます。そういうことが行なわれていたのです か。 村田さん> そこで，私の環境(Wnn6 の edit-dict-item)では以下のように 村田さん> focus_follows_mouse を一時的に t に設定することで， 村田さん> minibuffer への入力ができるようになりましたが，SJ3 の 村田さん> edit-dict でも同じでしょうか。 うまくいきました! 村田さん> でも本質的な解決になっていない気もするので，一応，これの副作 村田さん> 用や(let ((focus-follows-mouse t)) する場所を考える必要があ 村田さん> ると思いますが。 そうですね。 村田さん> ;; WindowManagerの設定に左右されそうな気もしますし。 はからずもぼくとよく似た環境の村田さんに加えて上野さんのような方も現れ て下さったので、確度の高い確認ができそうです。みなさま、今しばらくお付 き合いのほどよろしくお願いいたします。本業と別件を片付けたらまた出てま いりますので。 村田さん> というのも，&lt;28n1xpkcyd.fsf(a)kchisa.ga.sony.co.jp&gt; での 村田さん> pop-to-buffer はfocus-follows-mouse では解決できないようです 村田さん> ので。 これは意外に難題のようですね。(少なくとも上野さん以外にとっては ^^;;) -- Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)ga.sony.co.jp&gt;

昨晩はたいへん失礼いたしました。 山岡> なるほど、せっかくですから XEmacs でもこれを使うようにしてしまい 山岡> ましょう。 村田さん> では，送ります。オリジナル(+egg-its.patch-new) からのパッチ 村田さん> です。XEmacs 用に変更した点は menu:goto-nth-element でのキー 村田さん> の取得処理とあと一つあったのですが，忘れてしまいました…(^^;;; どうもありがとうございます。 しかしこれ、patch 2.5 では完璧に弾かれますね。村田さんが作られたパッチ は一見正常なのですが、こういったかなり広い領域を全とっかえするようなも のでは起こることなんでしょうか。今度自分でパッチを作るときは、ちゃんと 当たることを確認しようと肝に命じました。(^^;;) では、手作業でパッチした村田さんの版 (-) とぼくの版 (+) との menu 機構 に関する照合結果を報告いたします。 ＠＠ -366,4 +376,4 ＠＠ +;;(define-key minibuffer-local-menu-map [switch-frame] nil) +;;(define-key minibuffer-local-menu-map [delete-frame] nil) +;;(define-key minibuffer-local-menu-map [iconify-frame] nil) +;;(define-key minibuffer-local-menu-map [make-frame-visible] nil) このような menu は XEmacs では無いようなので、ぼくの版では削除しました。 ＠＠ -371,6 +387,4 ＠＠ -(define-key minibuffer-local-menu-map [t] 'undefined) -(let ((meta-map (make-sparse-keymap))) - (define-key minibuffer-local-menu-map - (char-to-string meta-prefix-char) meta-map) - (define-key minibuffer-local-menu-map [escape] meta-map)) -(define-key minibuffer-local-menu-map (vector meta-prefix-char t) 'undefined) +(define-key minibuffer-local-menu-map + (char-to-string meta-prefix-char) 'ignore) +(define-key minibuffer-local-menu-map [escape] 'ignore) +(define-key minibuffer-local-menu-map "\C-x" 'ignore) menu で一度でも ESC キーをタイプしてしまうと C-g 以外ではウンともスン とも言わなくなってしまうので、このようにしてあります。 ＠＠ -571,1 +585,1 ＠＠ -(if (eq (car menu:*select-positions*) nil) +(if (string= (car menu:*select-positions*) "nil") 何じゃこれは。理解不能 (^^;;)。山本光晴さんの版でも + のようになってい ますが、この部分にはぜったい来ないはずなので削除してしまいませんか? ＠＠ -583,3 +601,1 ＠＠ -(defun menu:minibuffer-setup () - (if (eq minibuffer-history-variable 'menu:*select-positions*) - (menu:goto-selection))) +(defalias 'menu:minibuffer-setup 'menu:goto-selection) ううむ、村田さん (-) に脱帽です。ぼくはこのような条件判断は不要だと思っ たのですが、やはり必要なんでしょうか? ＠＠ -642,14 +658,15 ＠＠ -(defun menu:goto-nth-element () - (interactive) - (let* ((ch (event-key last-command-event)) - (elem-no-max (1- (menu:selection-element-length)))) - (cond - ((and (characterp ch) (<= ?0 ch) (<= ch ?9) - (<= ch (+ ?0 elem-no-max))) - (menu:goto-element (- ch ?0))) - ((and (characterp ch) (<= ?a ch) (<= ch ?z) - (<= (+ 10 ch) (+ ?a elem-no-max))) - (menu:goto-element (+ 10 (- ch ?a)))) - ((and (characterp ch) (<= ?A ch) (<= ch ?Z) - (<= (+ 10 ch) (+ ?A elem-no-max))) - (menu:goto-element (+ 10 (- ch ?A))))))) +(defun menu:goto-nth-element () + (interactive) + (let ((ch (events-to-keys (this-command-keys))) + (elem-no-max (1- (menu:selection-element-length)))) + (setq ch (aref ch (1- (length ch)))) + (cond + ((and (<= ?0 ch) (<= ch ?9) + (<= ch (+ ?0 elem-no-max))) + (menu:goto-element (- ch ?0))) + ((and (<= ?a ch) (<= ch ?z) + (<= (+ 10 ch) (+ ?a elem-no-max))) + (menu:goto-element (+ 10 (- ch ?a)))) + ((and (<= ?A ch) (<= ch ?Z) + (<= (+ 10 ch) (+ ?A elem-no-max))) + (menu:goto-element (+ 10 (- ch ?A))))))) ここでは mouse event は入って来ないようなのでどっちでも構わないような 気がしますが、旧版の焼き直しであるぼくのもの (+) よりは村田さん (-) の 方がすっきりしていますね。次に改造するときは村田さん方式にしようと思い ます。 上記以外にぼくの版では次のような変更を行なっています。 ・character かどうかを `numberp' で検査している部分が多数あったので、 `characterp' を使うようにしました。 ・obsolete な関数 `char-octet' の代わりに `split-char' を使うようにし ました。 -- Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)ga.sony.co.jp&gt;

パッチと pkg を更新したものを以下の場所に置きました。 ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-1.17-199906292256.patch.gz ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-1.17-pkg-199906292256.tar.gz ご用とお急ぎでない方のご試用をお願いいたします。(_o_) 山岡> ＠＠ -571,1 +585,1 ＠＠ 山岡> -(if (eq (car menu:*select-positions*) nil) 山岡> +(if (string= (car menu:*select-positions*) "nil") 山岡> 何じゃこれは。理解不能 (^^;;)。 村田さん> いや，special-symbol-input などでサブメニューを選択すると 村田さん> (menu:select-submenu)ここを通ることがあります。 おお、そうでしたか。いやはや予断は禁物ですね。 これ以外に少なくとも村田さんと山岡で合意できたものを上記のパッチと pkg に収めました。 村田さん> 個人的には egg-read-event は怪しいと思っているのですが 村田さん> (shift+[key] とか，alt+[key]とかが拾えない?)，代わりのコード 村田さん> を書けるほどの知識がないので放ってあります。 ええと、この関数は string を返さなきゃいけないみたいですが、例えば `M-t' だったら "\et" を返すようにする、のようなことをおっしゃっていま すか? -- Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)ga.sony.co.jp&gt;

村田さん> 個人的には egg-read-event は怪しいと思っているのですが 山岡> ええと、この関数は string を返さなきゃいけないみたいですが、例え 山岡> ば`M-t' だったら "\et" を返すようにする、のようなことをおっしゃっ 山岡> ていますか? 村田さん> それもありますし，旧 menu:select-from-menu では，間違って 村田さん> alt+[key] など(再現できていないので何が原因か解りませんでし 村田さん> た)を押すと，ときおり (beep) がなり続けて(無限ループ状態にな 村田さん> る)制御できなることがありました。 村田さん> ただ，例によって私の環境の特殊性(!?)もあるかも知れませんし， 村田さん> 新 menu では使われなくなったので，真面目に対処しなくてもいい 村田さん> かな，と思っています。 了解しました。ぼくもこの手のものをいじるには、まず apropos で `event' を索くことから始める人なものですから (^^;;)、放っておくことにします。 で、他の方から問題のご指摘が無ければ今週末くらいにでも xemacs-patches に出そうと思っています。 ;; 最近 package を対象にしたパッチがぜんぜん apply されないので、もっ ;; と後にした方が良いかしらん? 次の大相撲が始まるまで sumo には手を付 ;; けないってわけじゃないのでしょうけど。:-p -- Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)ga.sony.co.jp&gt;

朝令暮改たまごです。 ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-1.17-199907011017.patch.gz ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-1.17-pkg-199907011017.tar.gz 山岡> 新しい menu 機構を使う場合に、いくつかのキーで minibuffer に文字 山岡> をinsert できてしまうので、それらを `ignore' に bind するなどし 山岡> てみました。 これでは mouse event などには対応できませんでした。Elips ML で守岡さん や片山さんのご協力を得て、まともな方法で解決することができたので、改め て archive し直しました。 簡単に書きますと FSF Emacs では (setq KEYMAP (make-sparse-keymap)) (define-key KEYMAP [t] 'ignore) とすることで default の binding を関数 `ignore' にすることができますが、 XEmacs では KEYMAP が keymap という object であって FSF Emacs のような list ではないため、ほとんどの場合上記の方法は通用しません。 XEmacs ではこれに代わって `set-keymap-default-binding' を使います。 (set-keymap-default-binding KEYMAP 'ignore) しかし、こうして作った KEYMAP を普通に `use-local-map' する場合は何も 問題無いのですが、Egg の menu では `read-from-minibuffer' の第 3 引数 を介して minibuffer に渡すときに (use-local-map (copy-keymap KEYMAP)) のようなことが行なわれるため (*) default binding が継承されません。 そこで、今回は minibuffer-setup-hook を使って、copy された後の keymap に対して (set-keymap-default-binding (current-local-map) 'ignore) を行なうようにしました。 (*) 実際は help.el の関数 `help-keymap-with-help-key' の中で copy されます。 ;; このように minibuffer の keymap を改変する場合は後で元に戻さなけれ ;; ばならない、と初めは思っていたのですが、そういうことは不要でした。 以上の改造によって egg.el はかなり良い出来に仕上がってきたと思うのです が、xemacs-patches に出すのは少し遅らせようと思います。 と言うのは keymap を copy するときに (let ((default-binding (keymap-default-binding KEYMAP)) (new-keymap (copy-keymap KEYMAP))) (set-keymap-default-binding new-keymap default-binding) (use-local-map new-keymap)) とでもするように XEmacs の方を改造すべきだと思うからです。 -- Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)ga.sony.co.jp&gt;

福居です。 In <28zp1g63vu.fsf(a)kchisa.ga.sony.co.jp&gt; Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)ga.sony.co.jp&gt; wrote: 早速、 この patch を使ってみました。 使ってみて気になったことが 2点ほどあったのでお知らせします。 試した xemacs のバージョンは 21.2b16で、xemacs-mule-sumo.tar.gz に含 まれる egg-its の package に egg-its-1.17-pkg-199907011017.tar.gz を 上書きする形でインストールしました。 また、xemacs の dump はやり直していません。 気になったことの一つ目は、変換しているときに undo が効いてしまうこと です。 egg-wnn で変換し確定させる前に C-/ を押すと undo が効き、調子に乗って フェンスがなくなるまで undo してしまうと、eggの変換モードから抜けよう してもエラーにが発生して抜けられず、 xemacs で何もできなくなってしまい ます。 ;; mouse を使って、select されている window を変えると何とかなったかも ;; 知れません。 二つ目は質問ですが、henkan-quit の動作が以前と変ってます。 これはなぜでしょうか。 私は boiled-egg.el を xemacs で動くようにちょっとだけ書き換えて使って います。 この boiled-egg の内部で henkan-quit を呼んでいて、henkan-quit の動作 が変ってしまったため、 boiled-egg が正しく動作しなくなってしまいました;-( (defun rK-cancel-trans() "cancel KANJI transformation (KANJI -> roman(hankaku) or hiragana/ktakana)." (interactive) (henkan-quit) (if (not (eq be-trans-mode 'K)) nil (fence-cancel-input) (insert be-trans-src) (setq be-trans-mode 'x) (setq disable-undo nil))) boiled-egg.el では、このように henkan-quit を呼び出した後に、 fence-cancel-input を呼ぶような使い方をしています。 henkan-quit が egg:*region-start* と egg:*region-end* を nil に するようになったので、それを期待していない fence-cancel-input が エラーになってしまいます。 boiled-egg 側で fence-cancel-input を呼び出さないようにして、 何とか egg-wnn.el の変更なしに解決しようとしてみましたが、 今度は Mule2.3 based emacs-19.34 で動かしたとき、Mule2.3 側の egg-wnn.el と boiled-egg.el が合わなくなりうまくいきません。 ;; たぶん、egg-its を patch を当てる前に戻しても同様に動かなく ;; なってしまうと思います。 -- 福居宏和 (Hirokazu FUKUI) E-mail: fukui(a)atesoft.advantest.co.jp, hfukui(a)sannet.ne.jp

山岡> ぼくはめったに Wnn を使わないので気が付きませんでしたが、この問 山岡> 題はかなり以前からあったのではないですか? ぼくが気が付かなかったのは henkan-mode で undo キーを押したことがない からでした。egg-sj3.el にも同じ問題がありましたので (^^;;;)、再び置き 直しました。 ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-1.17-199907090120.patch.gz ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-1.17-pkg-199907090120.tar.gz -- Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)jpl.org&gt;

たぶん村田さんでないとわからないことが 2 点あります。 お忙しいところ誠に恐縮ですが、お答えをお願いできますでしょうか? 福居さん> boiled-egg.el では、このように henkan-quit を呼び出した後に、 福居さん> fence-cancel-input を呼ぶような使い方をしています。 福居さん> henkan-quit が egg:*region-start* と egg:*region-end* を 福居さん> nil にするようになったので、それを期待していない 福居さん> fence-cancel-input がエラーになってしまいます。 1. henkan-quit() が呼ばれたときに egg:*in-fence-mode* が nil になって いるのはどういう場合なんでしょうか? 福居さんがお使いの boiled-egg ではまさにそういう状態でエラーが起き ているようなのですが、egg.el と egg-wnn.el を普通に使っている場合に は、そうなる要因が見当たりません。 2. henkan-quit() で egg:*in-fence-mode* が nil だった場合に egg:*region-start* と egg:*region-end* を nil にする必要はあるので しょうか? 2. の答えが「必要無い」ならば、egg-wnn.el と egg-sj3.el の該当個所を削 除しましょう。逆に「必要だ」というお答えならば、福居さんに以下のような 対処をしていただきたいと存じます。 (defun rK-cancel-trans() "cancel KANJI transformation (KANJI -> roman(hankaku) or hiragana/ktakana)." (interactive) (let ((start (copy-marker egg:*region-start*)) (end (copy-marker egg:*region-end*))) (henkan-quit) (setq egg:*region-start* start egg:*region-end* end)) (if (not (eq be-trans-mode 'K)) nil (fence-cancel-input) (insert be-trans-src) (setq be-trans-mode 'x) (setq disable-undo nil))) それから、現在 Emacs 20.3.11 でたまご３などを使うためのパッチが以下の 場所にありますが、 ftp.ki.nu:/pub/20.3.11+c+w+s-not-documented/20.3.11+c+w+s-19990701.gz これを boiled-egg と併用するならば、やはりどちらかで対策する必要があり ます。このまま行けば Emacs 20.4 でも、です。 -- Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)jpl.org&gt;

村田さんフォローありがとうございます。 山岡> 1. henkan-quit() が呼ばれたときに egg:*in-fence-mode* が nil に 山岡> なっているのはどういう場合なんでしょうか? 村田さん> henkan-region のあと，henkan-quit した場合です。 山岡> 2. henkan-quit() で egg:*in-fence-mode* が nil だった場合に 山岡> egg:*region-start* と egg:*region-end* を nil にする必要はあ 山岡> るのでしょうか? 村田さん> 上記の後，もう一度 henkan-region すると，エラーになってその 村田さん> 後のキー入力がいっさいできなくなるので必要です。 なるほど、良くわかりました。実際にやってみて *scratch* バッファを一つ 潰しました。(^^;;) してみると (let ((start (copy-marker egg:*region-start*)) (end (copy-marker egg:*region-end*))) (henkan-quit) (setq egg:*region-start* start egg:*region-end* end)) この方法で egg:*region-start* と egg:*region-end* の値を復活させた場合 は、boiled-egg でも問題が起きる、と言うかこういう対策が不要だった従来 の egg-wnn と併用する場合でも、問題が起きるのではないでしょうか? 福居さん、確認してみていただけませんか? ちなみにぼくはこんなふうにしました。 ・適当なバッファにひらがなを書いて、 ・領域指定してから M-x henkan-region ・確定させずに C-g など (henkan-quit) で抜けて、 ・再びひらがなを書いて M-x henkan-region もしこれで問題があるようなら、 (defun rK-cancel-trans() "cancel KANJI transformation (KANJI -> roman(hankaku) or hiragana/ktakana)." (interactive) (let ((start (copy-marker egg:*region-start*)) (end (copy-marker egg:*region-end*))) (henkan-quit) (if (not (eq be-trans-mode 'K)) nil (delete-region start end) (fence-exit-internal) (insert be-trans-src) (setq be-trans-mode 'x) (setq disable-undo nil)))) とでもした方が良いように思います。 ;; それにしても boiled-egg はすごいことをやっているんですね。:-p 村田さん> しかし，このエラーが回避できるなら他の方法でもよいと思います。 うう〜む、ぼくはもう降りたいです。(^^;;) -- Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)jpl.org&gt;

村田です すいません，henkan-quit の修正方法が根本的に間違ってました。 福居さんが対処された後で申し訳ありませんが，以下のパッチで boiled-egg の 修正は必要なくなるはずです。 Mule-2.3 でもう一度 henkan-quit の動きを確認したところ，hankan-region 後 の henkan-quit は一旦 fence mode に戻るのですね。私の修正では fence mode に戻らないことが大きな誤りでした。 ということで 20.3.11+c+w+s (wnn-egg.el) と egg-its-1.17 (egg-wnn.el)の修 正です。この修正後は boiled-egg も変更なしで使えるはずです。 ;; egg-wnn.el の方は egg:*region-end* にマーカを設定する部分にバグがあった ;; のでついでに修正しておきました。 1999-07-11 Masahiro MURATA <muse(a)ba2.so-net.ne.jp&gt; * wnn-egg.el (henkan-quit): go back to fence mode after the henkan-quit. 1999-07-11 Masahiro MURATA <muse(a)ba2.so-net.ne.jp&gt; * egg-wnn.el (henkan-quit): go back to fence mode after the henkan-quit. (henkan-region-internal): Bug fix: set egg:*region-end* to marker. ;; おおもとを辿れば，minor-mode-map のパッチには henkan-quit 後に ;; fence-mode に戻る部分，(setq egg:*in-fence-mode* t)，が抜けていたようで ;; すね。 -- 村田 全寛 / MURATA Masahiro

山岡> 藤原さん、emcws のパッチも作り直しましたので ftp.ki.nu への転送 山岡> をお願いいたします。 すみません、山田さんからのパッチを盛り込むのを忘れていました。 少々お待ちを。(^^;;) -- Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)jpl.org&gt;

ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-199907120550.patch.gz ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-pkg-199907120550.tar.gz たびたび済みません。egg-ej3.el に修正漏れがあったので置き直しました。 -- Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)jpl.org&gt;

;; 村田さんのメール "egg-its menu patch" が到着したことを biff が知ら ;; せてくれた直後に地元の MAILHOST が落ちてしまいまして、内容を拝見で ;; きていません。(;_;) ;; 行き違いになってしまって誠に残念なのですが、ぼくからの今日の報告を ;; お送りしてしまいます。明日かならず突き合わせを行なうことを約束して、 ;; 今日のところはこれにて失礼いたします。 ぼくなりに egg-its package を minibufferless frame で使えるように改造 した結果を以下の場所に置きました。 ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-1.17-199906281237.patch.gz CVS で取得した source からの差分です。 ftp://ftp.jpl.org/pub/tmp/egg-its-1.17-pkg-199906281242.tar.gz 変更したファイルだけを recompile したもので以下のものを含みます。 lisp/egg-its/ChangeLog lisp/egg-its/egg-sj3-client.el lisp/egg-its/egg-sj3-client.elc lisp/egg-its/egg-sj3.el lisp/egg-its/egg-sj3.elc lisp/egg-its/egg-wnn.el lisp/egg-its/egg-wnn.elc lisp/egg-its/egg.el lisp/egg-its/egg.elc minibufferless frame をお使いかどうかに関わらず、試用してみていただけ ると幸いです。また、おかしなところがありましたらぜひご指摘下さい。 今回から山田武士さん <yamada(a)cslab.kecl.ntt.co.jp&gt; から提供していただ いた新しい menu 機構を盛り込みました。新しいと言っても実は 3 年半ほど 前に山本光晴さん <mituharu(a)is.s.u-tokyo.ac.jp&gt; が mule-jp に寄稿された menu.el を元にして Emacs 20.3.11 用の egg.el に盛り込んだものを、さら に XEmacs 用に小変更を行なったものです。Mule 2.3 をお使いの方はたいて い site-lisp に持っていらっしゃるのではないでしょうか。 今日になって明らかになった問題は次の 2 点です。 ・`bury-buffer' を行なうと frame の focus は狂わないが、minibuffer で の入力が終わった後に、最初のバッファに戻らなくなります。 これは egg.el の関数 `notify-internal' の中で `bury-buffer' を `save-window-excursion' で囲うことで対策しています。 ・egg-sj3-client.el の関数 `sj3-get-result' が frame focus を壊します。 ここでは `accept-process-output' が使われる間 `focus-follows-mouse' を t に束縛して対策しています。 すでにお気付きになったかと思いますが...、 そうなんです。これらの対策はイマイチ根拠が薄弱で、対症療法以外の何者で もありません。:-p でも、これらが XEmacs 固有の問題に根差しているものならば、そういうもの をあぶり出すきっかけになるだけでも良いのではないかと思っています。 -- Katsumi Yamaoka <yamaoka(a)ga.sony.co.jp&gt;